当社(株)日本空港コンサルタンツは、関西国際空港2期南側貨物地区エプロン増設実施設計で感謝状を授与されました。
【業務の背景】
関西国際空港では、2014年春の「FedEx北太平洋地区ハブ」開設を受け、既存の2期南側貨物地区を増設し、貨物エプロンを整備することになりました。
「FedEx北太平洋地区ハブ」は、アジアから集約した貨物を米国向けに発送するための中継物流拠点となるものです。
【業務の概要】
本業務は、増設予定のエプロン(約3ha)を対象とし、関連する施設(舗装工、排水工、付帯工、標識工、緑地工等)の基本設計並びに実施設計を行いました。
設計の特徴としては、施設供用後の地盤沈下を考慮した設計を行ったことで、供用後20年間の沈下を想定したエプロン計画高・勾配を設定するとともに、20年後のコンクリート舗装下面の空洞も想定した舗装構造を立案しました。また、表面排水施設及び暗渠排水施設については、供用後50年間の沈下を想定した断面・勾配を立案しました。
設計に際しては、発注者側設計担当者及び施工担当者と密に関係者協議を行った上で、円滑な整備事業実施に資する設計とりまとめを行いました。
【謝辞】
本業務遂行にあたりご指導を賜りました、発注者である新関西国際空港株式会社並びに関係者各位の皆様方に改めて御礼申し上げます。
※画質を低めにして掲載しています。