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仙台空港被災施設復旧実施設計が表彰されました(2012-7-25)

　当社(株)日本空港コンサルタンツは、平成24年7月に国土交通省東北地方整備局より、平成24年度国土交通行政関係功労者 優良業務表彰（局長表彰）、及び平成24年度海事関係功労者 優秀技術者表彰（局長表彰）を受賞しました。

　表彰業務名：平成23年度　仙台空港 被災施設復旧実施設計
　優秀技術者：国内業務本部 副本部長 石井 毅(いしい つよし) (管理技術者) 　　　　　

【業務の背景】
　仙台空港は、東北圏のみならず我が国の社会経済活動に対して重要な役割を果たしているとともに、災害時の防災拠点空港に位置付けられています。しかしながら、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、空港施設及び関連施設に甚大な被害を受け、被災直後の迅速な応急復旧により機能は回復したものの、滑走路等の基本施設について早期の完全復旧が求められ、復旧工事に必要な実施設計を早急に行う必要がありました。

【業務の概要】
　本業務は、地震による被害として、主滑走路であるＢ滑走路及び誘導路舗装面に発生した『ひび割れ補修』、『不陸、勾配逸脱の改良』及び着陸帯に発生した『陥没、不陸、勾配逸脱の改良』に係る復旧工事に必要な実施設計を行ったものです。 設計は、地震直後に実施された『平成23年度　仙台空港施設被害状況調査』（当社実施：塩釜港湾・空港整備事務所発注）の調査結果及び過年度の関連調査結果をもとに、被災による機能の完全回復はもとより、舗装等の経年劣化改修にも配慮した復旧・改修設計として取りまとめました。

【謝辞】
　本業務の遂行にあたりご指導いただきました、発注者である東北地方整備局 塩釜港湾・空港整備事務所をはじめ、東北地方整備局 港湾空港部 港湾空港整備・補償課並びに関係機関各位の皆様方に改めて御礼申し上げます。

※画質を低めにして掲載しています。